5/15 大切な出逢い
皆さん、元気じゃろうか? 京太郎です。
ご無沙汰しちょります。
5月も中盤ですね。
おかげさまで3月7日よりデビュー26年目がスタートしました。本当に早いですね…。
19歳の春、歌手デビューしました。
すぐ大スターになれると勘違いしておりました。いま考えると本当に、まだまだ子供でしたね。
デビュー4年目までは毎日が苦しかったですね。生活が苦しいのではなくて、心が安定してなくて苦しかったですね…。真っ暗い夜の道を懐中電灯も無く、右も左も後ろも前も分からずに歩いてるような、そんな気持ちでの歌手活動でした。
でも、僕は本当に心ある人達に恵まれていました! そして、運がぶち良かったですね。
デビュー5年目に、京都で200年続く歴史ある呉服問屋の部長さんと巡り逢うことが出来ました。
滋賀県在住の松居さんと言う方です。松居さん(いつもは「お父さん」と呼んでいます)が、地方歌手の名もなき京太郎を全国の呉服屋さんに少しずつ確実に紹介して広げていってくだいました。
最初はお父さんの会社の中で僕を使うことを反対する方々も多くいらっしゃいました。そりゃそうですよね。山口県の田舎出身の無名も無名の若者です。しかしお父さんは一人一人の会社の仲間に僕のショーを見せて「この子が将来きっと日本の呉服業界の星になってくれる!」と説得し続けてくれました…。
それから僕の歌手としての人生が大きく動き出しました。多い年は1年で180本もの京太郎ショーを、まさに北海道から沖縄まで企画してくださり、約15年間 支え続けて頂きました。
僕の人生を変えてくれた最初の恩人は間違いなく松居のお父さんです…。
そして、お仕事でご縁を頂いた全国の呉服屋のオーナーさんや社員さん、一人一人のお客様との出逢いの積み重ねがあってこそ、今日の京太郎がいます…。
あの日あの時、松居のお父さんが僕を見つけてくれてなかったら、いま僕はどこでどんな人生を歩いていたじゃろう…と考えることがあります。それを考える時、いまの幸せを改めて再確認でき、また気持ちも新たに1日をスタートできます。
4月から三沢あけみ先輩のBS歌番組のレギュラー出演がスタートし、RKK熊本放送ラジオの番組もスタートしました。とても幸せです!
難しいこと、悩むこと、迷うこと、立ち止まること、自己嫌悪になることもあります。
皆さんの願ってくれちょる、もっともっと大きな活躍ができていない現実もありますが…。でも、いま置かれちょる環境で小さくても良いけぇ僕らしい花を太陽に向かって咲かせたい!…と心から思っています。
その花が皆さんの心に安らぎや癒し、笑顔をお届けできたなら、こんなに嬉しいことはありません。皆さんも心も体も健康で「泣き唄」「親不孝」を聴きながら今日も笑顔でお過ごしくださいね!
いつも真心をありがとうございます!
感謝… 京太郎